juntaのブログ

過去のこと、今のこと、未来のことについて考えたことを書いてみよう

勝手にワーケーション@宮古島

ワーケーションなる、旅行先で仕事をしよう(させよう)という施策が政府主導で行われようとしているらしい。
しかし、ぼくは一足早く個人的にワーケーションする羽目になったので、ちょっと感想でも記しておこうと思う。

そもそもワーケーションすることになったきっかけは、夏休みのスケージュールが会社の仕事のスケジュールの関係で狂ってしまったことにある。
平日の3泊4日で旅行に行こうと思い、インスピレーションを感じた宮古島を旅行の1週間前に予約。
ただ、宮古島で男一人何をするかアクティビティもゴルフくらいしか思いつかず、ゴルフ以外の時間は考え事でもしようかと思っていた。
そこに、会社の仕事のスケジュールが前倒しになる、という情報が舞い込む...。

今までなら、こういう状況では、旅行を泣く泣くキャンセルするしか選択肢がなかったのだろうが、このコロナ禍の状況で、リモートでも(世の中の役に立たない)仕事ができちゃうということで、移動日だけ休みにしてもらい、4日間の真ん中の2日間はホテルで仕事をすることにした。
(もちろん会社には宮古島にいるなんて言わないけど)

初日。
羽田までバスで向かい、飛行機で宮古島へ。
飛行機の搭乗率は50%くらいか。
ちなみに、飛行機は3分で機内の空気が循環して入れ替わるそうで安心なことを強調していた。
宮古空港でレンタカー屋にピックアップされ、レンタカーを借りる。
いったんチェックインのためにホテルに行こうとチェックイン。
その後せめてもと、すぐにドライブに出かけ、池間島へ。
池間島を車で一周し、東平安名崎へ。
途中スコールのような雨が降り、ちょっと休憩。
宮古島の景色は、サトウキビが多いせいで、基本、緑色。
前にドライブしたオーストラリアのブリスベン付近とその部分は似ていた。暖かい場所はサトウキビ。
ホテルの近所の居酒屋で夕食。

2日目。
朝からホテルで仕事。
ルームキーパーさんにタオルだけ交換してもらう。
17時半ごろに仕事は終了し、来間島から伊良部島下地島までドライブ。
佐和田の浜で、サンセットを拝む。
その後、夕食を取ろうと伊良部島の某レストランに向かうも、またしても途中で大雨。
結局、そのレストランも休みでファミレスで夕食

3日目。
この日も朝からホテルで仕事をし、ルームキーパーさんにタオルだけ交換してもらい、
18時ごろに仕事が終わると、ちょうどそのころスコールが激しくなり、少し待ってからマックスバリューとドンキホーテに移動。
通常の旅行ならお土産でも買うところだが、だれにも宮古島に行ったとは言っていないため、泡盛オリオンビールを自分のために購入。
夕食は、本土では見かけない、A&Wというハンバーガーチェーンのハンバーガー。

4日目。
この日は移動日で休み。
朝からゴルフ場で、一人でプレイ。
レンタルクラブだったが、スコア的にはいつも通り。
でも一人だとボールがなくなるなあ。
8時スタートで、11時には終了し、ゴルフ場で宮古牛のハンバーグランチ。
その後、マンゴーパフェを食してからガソリンを入れてレンタカーを返却し、羽田まで空路で戻る。

こういう感じでワーケーション(宮古ならリモートワークならぬリゾートワーク?)したが、正直、当然気持ちの良いものではなかった。
仕事を避けるために遠くまで行っているのに、仕事のことを考えさせられたり、気持ち悪い同僚と話をしたりと結局休んだ気持ちにはならなかった。
ワーケーションは日本国内で金を使わせて経済を活性化しようという政府の魂胆からきていると思うが、仕事するならリゾート地ではなく家のほうがいいし、休むなら会社とも基本的には連絡を取らない環境がいいと思う。
個人的にはそういうメリハリが重要かなと思っているので、ワーケーションなんてものが、この世に普及しなければいいのにと思っている。